世の中には、さまざまなマトリックスがある。「7つの習慣」という有名な本の著者であるコヴィー氏が提唱した「緊急度と重要度」で考えるタスク管理法もその一つである。緊急度、重要度ともに高いタスクは、もともと優先度が高く管理は難しくない。締め切り間際の原稿や抄読会の準備など、自然にやらなきゃと思うからである。
重要なのは「緊急度は低いが重要度が高いタスク」である。「緊急度は低いが、重要度が高い」ほど、将来の自分にとって大事なタスクである。「緊急度は低いが重要度が高いタスク」は後回しにしがちで、どのように取り組むかが重要となる。
話は変わるが、何かプロジェクトを考えるときには「Action Priority Matrix」を使って考えを整理してみてはどうだろうか。どのくらいの労力がいるのか、どのくらいインパクトを与えるのかを考えることで、優先度が可視化する。インパクトは、プロジェクトが社会へ与えるインパクトだけでなく、プロジェクト自体の成長へのインパクトも含まれる。Effortは当然、費用も含まれる。
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